ここ最近のレッスンは、発表会に向けての練習に熱が入っています。
両手で合わせて最後まで弾けることはもちろん、ミスをなくすことも大切。
でも、ただ弾けるだけでいい?
・・・良くないですよ。
生徒さんの中には、両手で最後まで弾けたことに安心してしまう場合もあり、自分の音に耳を傾けられていないことがあります。
もちろん、家で練習している時もそう。
親御さんも、もちろん気づいていて、我が子に「雑な演奏になっているよ」と声もかけてくれているようです。
そこは親子の関係。
子どもは、親が口を出してくることに嫌がる子もいます。
時には、けんか腰になることも…💦
良かれと思っていったことが、かえってうまくいかないことも。
だから、レッスンに来てくれるんです。
他人の先生が言ったことは、耳を傾けてくれます。
もちろん、そういった生徒ばかりではないです。
何回も発表会を経験してきた生徒は、両手で弾けたところがスタートだとわかっています。
自分の音は、思った音色になっているのか、どうやってこの曲を表現していくのか、テンポは?曲の表情は?
中学生の生徒さん、只今自分の演奏を模索中です。
どんな演奏を考えてくれているのか、楽しみです。
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